株式会社佼成出版社「やくしん 6月号」の特集イラストを担当させていただきました。全部で5点です。
関東近県の教会長さんへのインタビュー記事となっているのですが、それぞれの地域性を出したくて工夫しました。
↑は水戸市。農作業を描きたかったのですが、茨木県の干し芋にハマってたこともあって(干し芋の生産は全国1位だそうです)安直にサツマイモ農家のラフを描いてしまいました。よくよく考えたら本の発売は6月。サツマイモの収穫にはそぐわないのでメロンにしました。メロンの旬は初夏!
こちらは秩父市。商店街を描きたかったので、秩父神社の参道の「番場通り」を参考にしました。一昔の前のモダンな建物が残っていて行ってみたくなりました。
資料探しに苦戦したのが茂原市。地形を調べたり、ドローンの上空動画を見たり。せめて山があれば、そのシルエットで地域性が出るのですが茂原市は見事に平地。この地域ならではの木とか庭の作りとか…住宅地の特徴がないものかとGoogleMapで長時間調べたりもしました。
下調べしっかりしたくせに全国どこにでもありそうな景色になったのが無念です。しかも夜なので伝えられる情報も少ない。空の広さが茂原らしさです、きっと。
住宅街の窓から漏れる明かりに団らんをイメージしました。
残り2つは東京都内で人物がメインだったので、家族の温かさが伝わるようにしました。本誌の内容に沿ったイラストに仕上がったと思います。
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